活動報告

活動報告ページtopへ戻る

2016年 活動報告

12月 

会期:2016年12月6日(火)  実施時間:17:00~21:00
会場:京都ホテルオークラ
内容:第1部 講演会「オープンイノベーションについて」
       講師 谷口悠一(トーマツベンチャーサポート(株))
   第2部 企業プレゼンタイム
       ①オープンイノベーションに取組むKVBC会員企業
       ②新会員企業の事業概要プレゼン

 今年の12月は、例年の忘年会に加えて第1部に「オープンイノベーション」をテーマにした例会を同時開催しました。近年の消費者ニーズの多様化やグローバル化に伴う製品・サービスの高付加価値化・差別化に加えて開発スピードの高速化が求められる中、ベンチャー、中小企業にとって産学連携や企業間連携などの「オープンイノベーション」が注目されている。今回は、ベンチャー企業のアクセラプログラムや大企業とのマッチング支援に取り組むトーマツベンチャーサポート株式会社の谷口悠一氏を講師に招き、オープンイノベーションについてご講演をいただきました。更にその事例として第2部では、KVBC会員の大東寝具株式会社の大東利幸氏から現在マスコミから脚光を浴びて拡販中の、大手自動車メーカーとの共同開発による高級乗車向け内装材について説明をいただきました。続いて新規会員になられた株式会社インヘリットの宇田拓嗣氏からオンラインツアー予約サイトについて、株式会社ファーマサイエンスの佐藤芳子氏には発想支援システムについてプレゼンをいただき、その新規性に注目が集まりました。
 それら第1部・第2部への質問の続く中、第3部の忘年会を開催し、例年以上に賑やかで活気あふれる1年締めくくりの交流会と成りました。


講演の様子


講演の様子


交流の様子

10月 福井視察研修

会期:2016年10月6日(木)~2016年10月7日(金)
主要訪問先:福井経編興業株式会社、福井県工業技術センター、清川メッキ工業株式会社

 最先端の技術を目の当たりにし、地元企業の躍進を確信


 今回の視察研修の1日目は、ニット生地製造の最大手である福井経編興業㈱を訪ねました。同社は先端医療の分野に進出し、人気テレビドラマのモデルになったことで知られています。2日目の視察は、地元企業の技術開発を支援する福井県工業技術センター。最新の技術をバイオ医療などの様々な分野に展開。更に技術支援に加えてグローバルな展開の支援をも続けています。また清川メッキ工業㈱は世界有数のナノメッキ技術を有し、経営全般に人財育成と活用に大きな効果を見せることでも注目される企業で、内閣総理大臣も視察する企業です。
 福井県の未知なる可能性を間近にした視察研修では会員同士の意見交換も活発化、交流を深める絶好の機会となりました。


福井経編興業株式会社にて


視察の様子


視察の様子

8月 講演会

会期:2016年8月9日(火)  実施時間:17:00~18:00
会場:京料理・天ぷら「天㐂」
講師:株式会社細尾 代表取締役社長 細尾真生氏

 西陣織の美と技で世界のトップブランドとコラボし、時代の先端を駆けるクリエイターたちを魅了。8月は、その挑みの軌跡を辿り、講師を交えての納涼会を開催しました。


 1200年余の歴史を持つ西陣織は購買層にも恵まれ、その環境は、価格に拘ることなく極上の美を追求し、その伝統技法を育んできたといいます。元々国際的なビジネスに関心を持っていた真生氏は、大学を卒業後に大手商社に入社されました。70年代後半にはミラノのアパレル製造卸売会社に出向きます。それが挑戦への契機となり、西陣織の技術や素材の美しさを世界一の価値として「世界に広めたい」と願うようになったといいます。やがて西陣織の存続が危ぶまれる時代となり、西陣の可能性を信じて新たな開発に取り組み、現代生活にフィットした品々を創出しています。『西陣』が『NISHIJIN』として「世界で認知・評価されることを目指した」結果といいます。「革新の軌跡が伝統であり、新しい伝統を生み出す革新に挑むことにした」わけです。その後、パリをはじめ様々な挑戦を続けます。その結果、挫折で得た「気づき」で『織物のフェラリー』に挑戦するという方針を打ち出し、その成果はやがて海外の高級ブランドをはじめ様々な分野のアーティストや異業種とのコラボレーションに拡大し、現在では、科学技術とのコラボレーションも進み、未来に向かっての新潮流を牽引し続けています。


細尾真生氏


講演の様子


乾杯の御発声

6月 第32回総会

会期:2016年6月14日(火)  実施時間:16:00~17:00
会場:ホテルグランヴィア京都

 第1部の総会は新入会員企業の紹介で始まり、2015年度の事業及び収支決算報告と、会計監査報告が行われいずれも承認されました。引き続き役員2年の任期満了に伴う改選も行われて、大東代表幹事が再選され、新役員2名も選出されました。その後、大東代表幹事から2016年度の事業計画案が報告され、荒木副代表幹事から収支予算案が提案され承認されました。
 今年度の基本方針は当クラブの活動理念「創造と挑戦を続ける未来派集団」を改めて認識し、会員の積極的な事業参加促進を図ると共に、交流から新たな創造、会員のニーズに沿った事業展開、情報交換の充実、女性経営者の勧誘強化を推進していく新たなスタートになりました。
 第2部での『記念講演』では、「世界のMurata」としてグローバル市場を牽引する(株)村田製作所の代表取締役副社長の藤田能孝氏を講師にお招きし、『京都から世界へ』をテーマに、「村田製作所の成長戦略とグローバル展開」を事例に、一歩先を行くグローバル化への企業展開を学ぶ良い機会となりました。
 第3部の懇親会では、来賓の方をはじめ講師を務めていただいた吉野氏や賛助会員、新入会員などの和やかな雰囲気で名刺交換や談笑が行われ、実のある懇親会となりました。


総会の様子


講演の様子


交流の様子

5月 記念講演

会期:2016年5月11日(水)  実施時間:17:00~21:00
会場:京都ホテルオークラ&がんこ高瀬川二条苑
講師:がんこフードサービス株式会社 代表取締役会長 小嶋淳司氏

 半世紀以上前に大阪の飲食業の激戦地・十三で僅か4坪半の寿司店を開業し、関西外食産業界を牽引してきた「がんこ」。創業者小嶋淳司氏に起業を大成功に導く『挑みの商いの真髄』を語っていただきました。

 小嶋淳司氏の商いの原点は和歌山県の家業のよろず屋『こじま』。高校2年生の時に家業を引き継ぐことになり、真剣勝負の中で気付いたのが「何処よりも良いモノを何処よりも安く」という鉄則です。更に81歳になった現在も忘れることができないことがあるといいます。一つ目が「本業の商いに真剣に取り組めば、信頼という財産が蓄えられる」ということです。二つ目が「結果を出せれば青二才でも評価してもらえる」という実感だといいます。その後、「大阪の十三で1番になれれば大阪で1番になれる」と1963年に4坪半の寿司店を創業されました。その2年後には大型寿司店を開店することになります。
 商いは「諦めずに挑むこと」だと小嶋氏はいいます。「発生した問題と格闘することでさらに成長し、95%の不可能を95%の可能に変えることができ、全ては『覚悟』のあり方できまると確信している」と最後に力強く宣言され、多くの参加者はその豊な経験から発せられる言葉に感銘を受けました。
 第2部では、人気の「がんこ高瀬川二条苑」に場所を移し、和やかに懇親を深めました。


小嶋淳司氏


講演の様子


交流の様子

3月 京都視察研修

会期:2016年3月16日(火)  実施時間:13:20~19:00
主要訪問先:株式会社クロスエフェクト、HILLTOP株式会社

 今回の京都企業視察研修は「光造形による超高速試作」「精密臓器シュミレーター」で脚光を浴びる(株)クロスエフェクトと、「多品種単品の無人加工システム」「試作専業で米国進出」を実現したHILLTOP(株)の2社を視察しました。

 開発日数の大幅な「短縮化」の実現に止まらず、再現力のある精密臓器シュミレーター事業でも注目される最先端企業の株式会社クロスエフェクト。代表取締役竹田正俊氏から、商品開発のノウハウを見学させていただくと共に、創業以来追及されている『使命の経営』、社員に「働くことの意味を明確にすること」の大切さのご講演をいただきました。その後、画期的多品種・単品・夜間無人加工を可能にした「HILLTOPsystem」と称する生産管理システムを見学させていただきました。その最大の特徴は、受注から部品製作・納品までの全工程にITを駆使し、自社開発ソフト運営するというものであり、それは「ルーチンワークは機械に、人は人にしかできない知的労働を」という企業ポリシーを追求した成果といえます。
 今回の見学は、2社とも共通に『人』を大切にされる企業方針でした。その思いが成果につながる典型的な例として学ぶべき点が多く有りました。


竹田正俊氏


視察の様子


視察の様子

インドビジネスセミナー

会期:2016年2月16日(火)  実施時間:18:00~20:30
会場:京都ロイヤルホテル&スパ
講師:ロイ詩百瑠 氏(株式会社ログレス貿易代表取締役)

 約12億7,600万人という超巨大マーケットを誇り、モディ首相の下で大改革を推進するインド。その次代と文化・習慣・価値観などを、京都を拠点に活躍するロイ詩百瑠氏にお聞きしました。

 34年前の1982年に来日し、11年後の1993年に京都市中京区にて会社を設立したロイ詩百瑠氏。現在の事業といえば、太陽発電システム及び関連機器をはじめ繊維産業用機械や水処理機器の販売を行い、加えて、海外における各種市場向けのコンサルタント業務を手掛けています。
 超巨大マーケットを保有するインドの公的に認知されている言語だけで22もあり、昨年のGDPは7.3%。そんな経済になるまでの歴史を先ず知ることができました。「インドがイギリスから独立してからは、社会主義経済、自由経済への転向が始まったのは1991年以降」といいます。現在のモディ首相は「必ず世界の中で大国になる」と確信しています。その3本柱と言われるのを解り易く言えば、「①インドでモノをつくる、②ソフトウエアの開発、③スマートシティの構築と展開」で着々と進められているという。更にロイ詩百瑠氏は、『なぜ、今中国でなくインドなのか』の問いかけに、インドが「①民主主義の国でポジティブ ②中流家庭の増加で国内消費が増加 ③高度な技術を志向 ④インド通貨の為替の安定 ⑤英語が話せる ⑥賃金が安価⑦契約は厳守する」ところにあると締めくくられました。普段聞くことのできない実のあるお話を聞かせていただき、参加者の多くからは、目から鱗が落ちる思いがしたとの感想もいただきました。


ロイ詩百瑠氏


講演会の様子


交流会の様子


1月 会員交流サロン

会期:2016年1月19日(火)  実施時間:18:00~21:00
会場:ホテルグランヴィア京都

 KVBCメンバーの交流を深めるために昨年度から継続実施している「会員交流サロン」。
今回も4社の社長や幹部の皆様をスピーカーにお迎えして貴重なお話をお聞きし、その後の交流会も大いに盛り上がりました。


 トップバッターは、平成13年創業から2年間で6千万円の累損を抱えたどん底の状況から、カンボジア支援をはじめ東日本大震災への貢献活動以来、市民活動で危機を乗り越えた事例として注目を集める株式会社カスタネットの代表取締役社長 植木 力氏から、ソーシャル事業の現状のお話しがありました。それに続き、関西に比べ急激な右肩上がりの状況にある東海地方の運送業界にあって、創業以来半世紀を超える歴史を持つ林運輸株式会社代表取締役の伊藤大輔氏から、平成27年の愛知営業所開設に始まる「ポジティブな発想が日々のビジネスをプラスの方向に牽引する」ことの大切さを知ることができました。続いて、会社設立が1981年というIT分野の黎明期から、時代に先駆ける事案に挑み続けてきた株式会社スリーエースの営業部本部長片山 茂氏から、IT以外の人材派遣事業なども新たに手掛る展開など、その企業活動は実に多彩であるとお聞きしました。最後に、本年で10周年を迎るRenbird株式会社営業本部長の堀 健司氏から、主力のデーターセンター事業のハウジングサービス、レンタルサーバサービスの説明があり、企業目標は「地域社会に貢献するための、日本一のデーターセンターになること」だと、力強い言葉で締めくくられました。
 今回の交流サロンでは、ソーシャル事業に目を向けて、事業の多角化を図ろうとする企業の増加が目立ちます。今後の会員企業との交流の大切なポイントの一つになるだろうと感じられた1日でありました。


植木 力 氏


片山 茂 氏


交流会の様子